パリ・サンジェルマン（PSG）FWリオネル・メッシが8日、チーム練習に復帰した。
サウジアラビアへの渡航によって練習を休み、クラブから15日間の活動停止処分を科されていたメッシ。同選手はその後に謝罪動画を公開し、「いつものように試合後は休日だと思っていた。あれは一度キャンセルしていた旅で、もう取り消せなかったんだ。自分のしたことを謝りたい」と語ったが、PSGがこれを受け入れたようだ。
メッシは8日にチームの練習に復帰。13日のアジャクシオ戦で実戦復帰も果たす見込みで、処分は取り消された模様だ。
ただし今回のPSGとの和解は、メッシが来季以降も同クラブでプレーし続けることを意味してはいないようだ。例えばスペイン『マルカ』は、メッシ関係者の次のようなコメントを紹介している。
「レオの今後の目標はこうだ。リーグ優勝を果たすことで良い形でシーズンを終え、それから自分の将来を決める。どんな場合であっても、6月より前に決まることはない。彼は今届いている、またはこれから届くであろうすべてのオファーをしっかり検討する考えなんだ。今季が終了するタイミングで、一人で決断を下すためにね」
『マルカ』曰く、メッシがPSGを退団する場合の選択肢としては、サウジアラビア、プレミアリーグ、メジャーリーグサッカーへの移籍や、可能性は低いもののバルセロナ復帰などがあるようだ。