アルゼンチン代表のリオネル・メッシとアンヘル・ディ・マリアは、パリ・オリンピックへの出場を熱望しているようだ。
共に2008年オリンピックで金メダルを獲得したメッシとディ・マリア。フル代表でも2022年にはワールドカップ優勝の立役者になるなど、10年以上に渡って“アルビセレステ”を牽引し続けてきた。
そんな両選手は2024年のコパ・アメリカ(6月20日~7月14日)への出場が濃厚であり、ディ・マリアは今大会を持って代表を引退すると公言している。しかし、パリ・オリンピック(7月24日~8月10日)にも出場する意欲を持っているようだ。
アルゼンチン『Dsports』によると、メッシとディ・マリアはオーバーエイジ枠としてパリ・オリンピック出場を熱望。アルゼンチンサッカー協会も、まずは20日にスタートする予選で出場権を獲得する必要があるものの、招集の実現に向けて可能性を精査しているようだ。
さらに、両選手と共に2008年オリンピックで金メダルを獲得するなど長年代表チームで共闘し、現在はU-20アルゼンチン代表の指揮官を務めるハビエル・マスチェラーノ監督は同メディアに対し、招集に前向きであることも明かしている。
「レオとアンヘルには選択する権利がある。もしオリンピックでプレーしたいのであれば、それは実現可能だ。アンヘルがコパ・アメリカで代表引退すると言ったのは知っているが、最後がオリンピックとなるのも素晴らしいことだと思うよ」
メッシらを擁した2008年大会以来、オリンピックのメダルから遠ざかるアルゼンチン。レジェンド2人が出場することになれば、強烈な後押しとなりそうだ。
