アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、バルセロナ復帰のためには減俸を強いられることになるようだ。
現在去就が大きく騒がれているメッシ。先日サウジアラビアへの無断渡航が原因としてパリ・サンジェルマン(PSG)側から2週間の活動停止処分を受けると、その後に謝罪動画を投稿したが、すでに関係は破綻していると広く報じられている。父親で代理人のホルヘ・メッシ氏は、アル・ヒラル(サウジアラビア)移籍合意報道を真っ向から否定し「シーズン終了まで決定することはない」と明かしているが、契約満了を持ってPSGを離れることは濃厚と見られている。
そんなメッシに対し、最も熱心な関心を寄せているとされるのが前述のアル・ヒラルとバルセロナ。フランス『レキップ』によると、アル・アハリに加入すれば2年間で最大6億ユーロ(約884億円)を手にすることになるという。
なお、メッシは現在PSGで年俸2500万ユーロ(約37億円)を受け取っているようだが、これはバルセロナで最後に受け取っていた年俸6100万ユーロ(約90億円)を大幅に下回っているようだ。しかし今夏復帰を果たした場合、バルセロナ側は最大2300万ユーロ(約34億円)までしかオファーを提出できないと伝えられている。そのため、メッシは復帰を実現させるためには減俸を受け入れること、さらにサウジアラビアのクラブから届く世界記録のオファーを断る必要があるようだ。
また『レキップ』は、バルセロナはメッシ復帰に向けて選手売却と大幅な人件費削減が必要になると指摘。そしてクラブは、選手放出で1億2000万ユーロ(約177億円)を確保したいと考えているという。フランク・ケシエとアンス・ファティも候補になっているようだ。これら選手の売却により、メッシの復帰を期待している伝えられている。




