アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督やかつてのチームメイトについて語った。
バルセロナで4度のチャンピオンズリーグ（CL）制覇や10度のラ・リーガ優勝を達成し、パリ・サンジェルマン（PSG）でもリーグ・アン連覇を経験、さらに昨年末にはアルゼンチン代表としてワールドカップも掲げたメッシ。史上最多7度のバロンドール受賞の他、数々の得点記録を打ち立てるなど、サッカー史上最高の選手の1人として君臨し続けてきた。
そんなメッシは、キャリアの中で様々な名将の指導を受けてきたが、共にバルセロナ黄金期を築いたグアルディオラ監督は特別なようだ。中国メディア『TTPlus』のインタビューで、今季マンチェスター・シティでCL優勝を成し遂げた恩師を称えている。
「彼とは今でも連絡を取り続けているよ。今回のビッグイヤーは、彼が世界最高の監督であると証明しているよね。優勝に値する監督だよ」
また、これまでプレーした中で「最も安心してパスを出せる選手」と問われたメッシだが、「（ルイス）スアレス、チャビ、ネイマール、（サミュエル）エトー」とバルセロナ時代のチームメイト4人を挙げた。さらに得意とするFKに関しては、母国のレジェンドである故ディエゴ・マラドーナ氏、さらにロナウジーニョ氏に影響を受けたことを明かしつつ、一番必要なのは継続的な練習だと断言した。
「（FKは）継続的なトレーニングによるもの。毎日向上させることができるよ。ロナウジーニョは僕に色々教えてくれたし、マラドーナもそうだった。でも最も重要なことは、トレーニングを続けることだね」
なお今季限りでPSGを退団したメッシは、インテル・マイアミへの移籍を選択。ヨーロッパの舞台から遠ざかるが、今季以降のバロンドールに影響があることを問われると「（個人賞は）もはや重要ではないよ」と答えている。