バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、本拠地カンプ・ノウの外にリオネル・メッシの像を設置する考えを明かした。
バルセロナで公式戦778試合出場、672ゴール303アシストといずれもクラブ記録を樹立し、ラ・リーガ10回の優勝や4度のチャンピオンズリーグ制覇、そして在籍時に7度のバロンドール受賞など、数々の栄光を掴んだメッシ。しかし2021年夏、バルセロナとの契約が満了すると、本人が減俸を受け入れながらも、クラブの財政難によって契約延長が叶わず。会見で大粒の涙を流しながら退団することになった。
そんなバルセロナ屈指のレジェンドだが、先日には本拠地カンプ・ノウをお忍びで訪問したことが大きな話題になっていた。そしてラポルタ会長は13日のイベントにて、本拠地カンプ・ノウにメッシを称える像を建設するアイディアについて語っている。
「現在、作業を進めているよ。もちろん、メッシ本人と家族の同意が必要だ。適切な時期が来て、像の最終デザインが決まったら提案するよ」
「バルサファンとして、レジェンドたちがいるこの新スタジアムに、リオネル・メッシを称える像が建てられることを心から願っている」
バルセロナは2023年5月よりカンプ・ノウの改修工事を行っており、度重なる工事遅延を経て、今月には一部の改修工事が終了。インターナショナルウィーク明けの試合で使用を再開する可能性が伝えられている。
なお、カンプ・ノウの外にはこれまで、ラディスラオ・クバラ氏とヨハン・クライフ氏の像が設置されている。メッシも偉大なレジェンドたちの仲間入りする可能性はあるのだろうか。


