パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季のプレーに手応えをつかんでいるようだ。スペイン『マルカ』や『アス』が同選手のコメントを伝えている。
バルセロナからPSGに加わった昨季には“世界最高の選手”と称される輝きを見せられなかったメッシ。しかし今季、PSGではここまでの11試合で6得点8アシストを記録し、アルゼンチン代表では24日の親善試合ホンジュラス戦(3-0)で2得点を挙げる活躍を披露し、かつての輝きを取り戻しつつある。
メッシはホンジュラス戦後、昨季が納得のいくシーズンではなかったこと、そして今季に入り調子が上向き始めたという実感があることを説明している。
「良い感じだ。昨季とは違う感覚がある。こうなることは分かっていたし、以前にも言っていたはずだ。(昨季は)辛い思いをした。自分を見つけ出すことができなかったんだ」
「だけど今季は違う。頭を切り替えられたし、より快適に過ごせている。クラブ、ロッカールーム、チームメート、プレーとね。本当、とても良い感じなんだ。また、楽しめるようになったんだよ」
メッシはまた、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて意気込みを示している。
「僕たちもほかの人たちと同じで大会が待ち切れない。だけど落ち着く必要がある。僕たちは素晴らしいチームをつくり上げているけど、一歩ずつ進んでいかなくちゃいけない」
「W杯の開催時期について? 試合数的にはかなり難しい。多くの試合をこなさなくてはいけないのに、休みはわずかしかない。今、W杯のことを考えてプレーしていたら、ひどいことになるだろう」
「僕は物事が起こるべくして起こると考える人間だ。何かが起きるならば、そうならなければいけないんだろう。神様が誰にも何もないことを望んでくれるならば、良い形で大会にたどり着けるはずだ」
