フランス代表FWキリアン・エンバペは、夏のレアル・マドリー移籍が近づいているようだ。
以前から大きな注目の集まるエンバペの去就。2022年にはフリーでレアル・マドリー加入が決定的とも伝えられていたが、最終的にパリ・サンジェルマン(PSG)との契約を更新した。しかし、PSGとの契約延長オプションの行使は拒否しており、現行契約は今季限りで満了に。そして1月から来季のフリー加入に向けて他クラブと自由に交渉が可能になっている。
以前に『The Athletic』など複数メディアは、レアル・マドリーが加入意思を1月中旬までに確認すべく、すでに個人条件面の詳細についてエンバペ側に連絡したとも伝えていた。そして、フランス代表主将は移籍に大きく近づいているのかもしれない。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、正式なサインはまだだが、レアル・マドリー側はエンバペとの契約に自信を深めている模様。契約に向けた「重要なステップ」が進んでおり、選手は間もなく自身の将来について決断するようだ。
また同氏は、「レアル・マドリーのロッカールーム内の主要選手たちは、今度こそクラブが実現してくれると思っている。彼らは毎日エンバペについて話しており、本当に、本当に近づいている」とも語っている。
なお、エンバペがレアル・マドリー加入を決断した場合、2022年のオファーから給与は大幅に減額される模様。PSG側は、すでに退団に備えて代役も準備していると伝えられた。今後の動向に大きな注目が集まっている。




