ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、フランス代表FWキリアン・エンバペについて言及している。
長年大きな注目を集めたエンバペの去就。パリ・サンジェルマン(PSG)でクラブ史上最多244ゴールをマークし、5度のリーグ・アン優勝など13のタイトルをもたらしたエースだが、昨年夏にクラブとの契約延長オプションを行使しないことを通達。今夏の退団が濃厚とされていた。
そして先日スペイン『マルカ』など複数メディアは、エンバペがレアル・マドリーと2029年までの5年契約で合意したと報道。契約ボーナスのほか、年俸は1500万ユーロ~2000万ユーロ(約24億~32億円)+ボーナス程度に落ち着くとみられている。
そんな中、テバス会長はフランス『レキップ』のインタビューでエンバペについて言及。「世界最高の2選手がレアル・マドリーに所属する」とし、PSG退団は間違いないと語った。
「彼がPSGを離れることは知られているので、エンバペがレアル・マドリーと契約する可能性は99%ある。すでに契約しているかどうかは知らないけどね。(レアル・マドリーにとって朗報?)もちろんだ。レアル・マドリー、そしてスペインサッカー界にとってビッグニュースになる」
「エンバペは世界最高の選手の1人だ。私の意見では、ジュード・ベリンガム、アーリング・ハーランド、エンバペが地球上最高の3人。そのうち2人がレアル・マドリーに所属する」
「(リーグ全体にとって)ビッグネームとの契約は大きな意味を持つが、不可欠ではない。ビッグネームがいることはもちろんだが、ジョゼップ・グアルディオラやジョゼ・モウリーニョのような監督がいることも有益である。しかし、クリスティアーノ・ロナウド、ネイマール、リオネル・メッシのような選手が去っていっても、ラ・リーガは依然として好調だ。とはいえ、エンバペは今後数年間で、我々の取り組みを助けてくれるだろう」




