大きな話題となっているフランス代表FWキリアン・エンバペのレアル・マドリー移籍だが、イギリス『スカイスポーツ』は“史上最高額のフリー移籍”と伝えている。
長年大きな注目を集めたエンバペの去就。パリ・サンジェルマン(PSG)でクラブ史上最多244ゴールをマークし、5度のリーグ・アン優勝など13のタイトルをもたらしたエースだが、昨年夏にクラブとの契約延長オプションを行使しないことを通達。今夏の退団が濃厚とされていた。
そして先日スペイン『マルカ』など複数メディアは、エンバペがレアル・マドリーと2029年までの5年契約で合意したと報道。契約ボーナスのほか、年俸は1500万ユーロ~2000万ユーロ(約24億~32億円)+ボーナス程度に落ち着くとみられている。
『スカイスポーツ』のチーフ記者を務めるカヴェ・ソルヘコル氏は、「これは史上最高額のフリー移籍になるだろう」と指摘。以下のように続けている。
「基本的には、レアル・マドリーが移籍金としてPSGに支払うはずだった金額を、選手が受け取ることになる。スペインではその額が1億ポンド(約189億円)を超えると伝えられており、巨額の契約金を得るだろう」
「レアル・マドリーは7年間契約を試みてきたが、ついに今夏に獲得するつもりだ。給与もレアル・マドリー史上最高額になる。しかし、チーム内の給与体制に適合させることになりそうだ。多額のロイヤリティボーナスと契約金が埋め合わせることになる。とはいえ、PSG時代よりも収入は減ると予想される」
また、「エンバペがマドリー以外に行く可能性はまったくないだろう。彼ら以外に積極的に契約に動くクラブはない。そして、本人もマドリー以外を希望していない」とも伝えている。




