Kylian Mbappe Paris Saint-Germain 2023-24Getty

前半のみで交代も、ベンチに戻らずスタンドの母親の隣へ…エンバペの行動が物議

パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペの行動が、現地フランスで物議を醸している。

PSGでクラブ史上最多244ゴールをマークし、5度のリーグ・アン優勝など13のタイトルをもたらしたエンバペ。今季も公式戦32試合で32ゴールと驚異的な活躍を続けるエースは、1日に行われたリーグ・アン第24節、強豪モナコとの一戦でも先発に名を連ねていた。

しかし25歳FWは、前半の出場のみで交代に。するとベンチには戻らず、ファンとの写真に応じ挨拶を済ませた後、スタンドへ直行。実母で代理人のファイザ・ラマリ氏の隣で試合を見届けている。

フランス『RMC』のファブリス・ホーキンス記者によると、エンバペの交代はルイス・エンリケ監督の戦術的な決断だった模様。一部では、5日に控えるチャンピオンズリーグのレアル・ソシエダ戦へ向けての予防措置とも指摘されていたが、コンディションの問題は一切ないと伝えられている。

またルイス・エンリケ監督は、試合後の会見で「遅かれ早かれ、我々はキリアンなしでのプレーに適応しなければならない。監督が目指すのは常にチームにとってベストを見つけること。エンバペのマネジメント? このゲームに参加するつもりはない。何の問題もなく、状況に対処しているだけだ」とコメントした。

スペイン複数メディアでは、すでにレアル・マドリーと5年契約を結んでいるとされるエンバペ。今夏のPSG退団が濃厚とされる中で、今回の行動は大きな物議を醸している。

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