パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペは、リヴァプールとも接触を続けているようだ。
以前から大きな注目の集まるエンバペの去就。2022年にはフリーでレアル・マドリー加入が決定的とも伝えられていたが、最終的にPSGとの契約を更新した。しかし、PSGとの契約延長オプションの行使は拒否しており、現行契約は今季限りで満了に。そして1月から来季のフリー加入に向けて他クラブと自由に交渉が可能になっている。
『The Athletic』などは、レアル・マドリーが加入意思を1月中旬までに確認すべく、すでに個人条件面の詳細についてエンバペ側に連絡したとも伝えている。しかし、リヴァプールも有力な新天地候補であり続けているようだ。
フランス『レキップ』によると、エンバペがPSGに残留する可能性は下がっている模様。依然としてレアル・マドリーが最有力候補であるようだ。しかし、1月中旬までに回答期限を設定されたことに不満を抱えているという。
そして同メディアは、リヴァプールをエンバペの去就における「トラブルメーカー」と表現。選手側近との接触を拒否することはなく、2016-17シーズン以来続く関心は途切れていないようだ。また、以前にユルゲン・クロップ監督が引き抜きは不可能だと明言しているが、これはエンバペがPSGとの契約延長オプションを行使しないと発表する前の発言であることも指摘。「リヴァプールは、エンバペが求めるスポーツ面と金銭面で足りなくなることはないだろう」とし、「真剣な候補」として移籍の可能性は十分に考えられると報じている。今後の動向に注目だ。

