フランス代表FWキリアン・エンバペは、1シーズンにおけるフランス人最多得点記録を更新したようだ。
今季パリ・サンジェルマン(PSG)での公式戦43試合で41ゴールを奪い、リーグ・アン制覇に導いたエンバペ。さらにフランス代表として、昨年のワールドカップでは7試合で8ゴール、3月のEURO予選2試合で2ゴールと得点を量産し続けてきた。そして迎えた6月の代表活動では、EURO予選2試合連続ゴールを達成。充実のシーズンを終えている。
そんな24歳のフランス代表主将だが、新記録を達成したようだ。フランス『レキップ』など複数メディアは、エンバペが1シーズンで54ゴールに到達し、フランス人選手における最多得点記録を更新したと報道。同国の偉大なレジェンドである故ジュスト・フォンテーヌ氏の記録を1ゴール上回ったようだ。内訳は、PSGで41ゴール、フランス代表で13ゴールになっている。
なお『Stats Foot』によると、エンバペと同じく今季54ゴールに到達したのはマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドのみ。クラブでの公式戦53試合で52ゴール、ノルウェー代表では3試合で2ゴールを奪っており、揃って驚異的な得点記録をマークしたようだ。
24歳のエンバペと、22歳のハーランド。長年欧州サッカー界を牽引してきたクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)とリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が共に欧州から離れる決断をした中、両者が新時代の顔となるのだろうか。
