批判の声が高まるレアル・マドリーFWキリアン・エンバペについて、同胞のDFウェズレイ・フォファナが擁護している。
EURO2024ではフランス代表キャプテンを務めたエンバペ。今季からは自身で「憧れだった」と語るレアル・マドリーへと加入すると、これまで公式戦11試合で7ゴール1アシストをマーク。加入当初はパフォーマンスに厳しい声が上がっていたものの、9月以降は期待された結果を残し続けている。
そんな25歳FWだが、9月末に左足大腿二頭筋損傷が確認され、当初は約3週間程度の離脱が予想されていた。それでもアトレティコ・マドリー戦(1-1)は欠場したものの、続くリール戦(0-1)は途中出場、5日のビジャレアル戦(2-0)では先発に復帰している。しかし、10月のUEFAネーションズリーグを戦うフランス代表チームには招集されず。ディディエ・デシャン監督は「100%のコンディションじゃない」と説明しているが、ビジャレアル戦で先発したことから一部で物議を醸していた。
そしてフランス代表がイスラエル代表を4-1と下した10日、エンバペはストックホルムのナイトクラブでパーティを開催したことが報じられた。代表に参加しなかったことで話題を呼ぶ中、チームメイトが試合中にパーティを行っていたとして、フランスでは厳しい批判の声も上がっている。
しかし、チームメイトはまったく気にしていないようだ。会見でエンバペの件について問われたフォファナは、「自由時間には何をしてもいいと思うよ」と擁護した。
「この話は知らなかった。彼は自分のやりたいようにやる。素晴らしい人間で、素晴らしいプロフェッショナルなんだ。彼のことを大げさに扱いすぎかって? それはわからない。フランス最高の選手だから大々的に報道されるのは当然だ。詳しいことはキリアンに聞いたほうがいいよ」
なお、フランス代表は14日に敵地でベルギー代表と対戦する。
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