フランス代表FWキリアン・エンバペは、さらなるゴールを奪うことを誓っている。
長年キャプテンを務めていたGKウーゴ・ロリス、さらにDFラファエル・ヴァランがカタール・ワールドカップ(W杯)を最後にフランス代表を引退。ディディエ・デシャン監督が誰を新キャプテンに選ぶのか、大きな注目が集まっていた。
そして3月の代表活動で、エースナンバーを背負うエンバペの主将就任が正式に決定。24日に行われたEURO2024予選のオランダ戦で“レ・ブルー”の主将として初めてピッチに立った。するとアントワーヌ・グリーズマンの先制弾をアシストし、自らも2ゴールを奪って4-0の快勝に大きく貢献している。
そしてエンバペは、オランダ戦の2ゴールでフランス代表通算67試合で38ゴールに到達。24歳にしてカリム・ベンゼマを抜いて同国歴代得点ランキング5位に浮上し、レジェンドであるミシェル・プラティニ氏の持つ記録(41ゴール)まで3点差に迫った。
その件について『RMC Sport』で問われた新主将は「光栄なことだね。でも、次の超えるべきターゲットでもあるよ」と意気込みを語っている。
「ミシェル・プラティニは絶対的なレジェンドだ。でも、僕は自分の旅を続ける。それはミシェル・プラティニを追い抜くということだね」
なお、ディディエ・デシャン監督は会見でエンバペの発言について問われると「これがキリアンだ。野心に満ち溢れていて、常に目標を持っている」とその姿勢を称えた。
フランス代表は27日、EURO2024予選でアイルランドと対戦する。
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