パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・エンバペが、自身の去就について言及した。
今シーズン初めにPSGとの契約を1年延長したエンバペ。2022年夏の時点でレアル・マドリーへのフリーでの加入が確実視されていたものの、土壇場での残留することに。しかし、来シーズンに関しては契約が今季で改めて満了になることから、1月時点で他クラブとのフリー移籍交渉が可能となっている。
3日に行われたスーパーカップ トゥールーズ戦でタイトルを獲得したPSG。試合後、チームの2点目を決めたエンバペがミックスゾーンでの取材に応じ、去就についての質疑に答えている。『GOAL』フランス版記者が伝えた。
「僕はまだ決断していないよ。選択もしていない。でも、いずれにせよ、この夏に会長と交わした合意によって、すべての関係者を守ることができている。僕の決断がどうであろうとね。そして、来るべき挑戦のためにクラブの平穏を保つことができたんだ。それが最も重要なことだよ」
(いつ決断するのか?)「わからないよ。2022年は5月までわからなかったから待った。どうするか決まっているなら、ウロウロするつもりはない。それでは意味がないんだ。でも、一番大事なのはトロフィーを獲ること。チームもグループもそれを目指している。僕の状況は、クラブ内では誰も口にしない。僕はただ、今日のようにトロフィーを獲得する手助けをしたいんだ」
(エンベペのクラブでの立場は?)「ルイス・エンリケ監督と話したときに『良い選手は複数のポジションでプレーできる』言われる。僕はいい選手だと思うよ。今日はセンターでプレーしているしね。でも、どのポジションでプレーするにしても、選手の資質に応じて適応する。つまり、混乱はないということだね。プレーに問題はないよ」
(ピッチ上で与えられている自由は、PSGにとどまることを促している?)「僕は常に重要な存在だった。パリに来てからも、進化は続いているんだ」


