Kylian Mbappe Real MadridGetty

エンバペ筆頭株主のカーン、仏2部最下位でファンが激怒…母親を侮辱するバナー掲載「田舎はク●みたいな状況だ」

フランス代表FWキリアン・エンバペが筆頭株主を務めるカーンだが、サポーターの反発が高まっている。

昨年夏、エンバペやその母親らが参加するコンソーシアムは2000万ユーロ(約31億円)でカーンの株式80%を買収。しかしこの投資は現時点で成功しておらず、リーグ・ドゥ(フランス2部)21試合を終えた段階で勝ち点15の最下位に沈んでおり、降格の危機に瀕している。

こうした状況に、昨夏の買収時点で失望を表明していたカーンのサポーターグループの間では、株主に対する反感が高まっている模様。直近の試合でも、エンバペの母親であるファイザ・ラマリ氏を標的に「ファイザ、田舎はク●みたいな状況だ」とのバナーを掲げている。

クラブとして厳しい時期を迎えているカーン。そうした中でジアド・ハムード会長は『Ouest-France』に対し、レアル・マドリーFWら上層部を擁護した。

「まだ13試合が残っており、獲得できるポイントはかなりある。シーズンはまだ終わっていない。11日のダンケルク戦から始まる各試合は、我々にとってのワールドカップ決勝戦だ」

「我々は(サポーターと)十分にコミュニケーションを取っていなかったかもしれないし、その批判は受け入れる。しかし『愛情がない』というのは公平ではない。批判を受ける株主らは真のフットボールファンであり、100%関与している。彼らはこのクラブと強い歴史に結びついたスポーツプロジェクトに個人の資金を投じたんだ」

「彼らは試合とは遠いために控えめだが、活動的でクラブの指揮に集中している。その点については疑いの余地はない」

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