サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也の去就を巡り、ジェノヴァの地元紙『イル・セーコロXIX』が見解を示した。
吉田は昨年1月、サウサンプトンからサンプドリアに移籍。クラウディオ・ラニエリ指揮下で安定したパフォーマンスを示して指揮官の信頼を勝ち取り、1年半にわたってジェノヴァでのプレーを続けてきた。しかし、昨シーズン限りでラニエリは退任。契約期間をあと1年残すものの、6月にはカリアリやフィオレンティーナへの移籍の可能性も報じられた。
それでも新指揮官ロベルト・ダヴェルサ体制下において、吉田の残留は濃厚とみられている。ジェノヴァの地元紙は、吉田ら6人のセンターバックによるポジション争いに注目。「サンプドリア、DFによる陣地取りゲーム…CBの2枠に6人」との見出しで特集した。
続けて「CBによる陣地取りゲーム。誰が退団し、誰が残り、誰がプレーするのか?」と疑問を提示。「すべてはまだ、まったくの不透明だが、今日からシーズン初戦のコッパ・イタリアが行われる月曜日までの最後の1週間までに明らかになるだろう」と述べた。
現状として、6人のCBのうち、ジェイソン・ムリージョおよびユリアン・シャボーの放出は一旦凍結。エンポリ移籍が囁かれているロレンツォ・トネッリやブライトンから熱視線を受けるオマル・コレイの移籍交渉を優先させる方針だという。一方、「ヨシダと(アレックス)フェラーリだけは確かだ」と指摘し、2人についてはサンプドリア残留の可能性が高いことを伝えた。
U-24日本代表のオーバーエイジ枠として東京五輪に出場し、主将としてチームを4位へと導いた吉田。サンプドリアのツイッター公式アカウント英語版は、「この男を誇りに思う」と綴り、日本代表DFの働きぶりを評価したばかり。指揮官が交代した現在も32歳のベテランDFへの信頼は揺るぎないようだ。


