2020-07-24-maya-yoshida-sampdoria(C)Getty images

伊地元紙がサンプドリア守備陣を分析、吉田麻也を高く評価「戦術理解に優れている」

サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也について、地元紙『イル・セーコロXIX』が22日、特集の中で注目した。

クラウディオ・ラニエリが指揮を執るサンプドリアは24日、セリエA随一の攻撃力を誇るジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いるアタランタとの対戦を迎える。そんな中、ジェノヴァの地元紙は、「アタランタのゴールマシーン対策へラニエリが守備の花占い」との見出しで特集。ここまでセリエA4試合で14得点とゴールを量産するアタランタに対し、守備力がカギとなるとの見方を示し、サンプドリアの守備陣を分析した。

サンプドリアはこれまで2勝2敗。開幕直後の2試合に敗れたのち、直近で2連勝していることから、「今シーズン序盤のサンプ守備陣には、明らかに2つの局面があった」と振り返った。DFロレンツォ・トネッリとDFオマル・コレイがコンビを組んだユヴェントス戦およびベネヴェント戦は、「合計6失点とよろめくような」パフォーマンスであった一方、吉田がトネッリと先発した直近のフィオレンティーナ戦およびラツィオ戦はわずか1失点で「安定していた」と評価。「トネッリ-コレイはヨシダ-トネッリほどの安心感がなかった」とコメントした。

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なおコレイが開幕戦で起用された理由については、「異例のプレシーズンにおいて、3人の中で最もコンディションが優れていたのがコレイだった」ためと説明。しかしフラム移籍の可能性が取りざたされたことで、「ラニエリはコレイが注意散漫であることに気づき、フィオレンティーナ戦をヨシダ-トネッリに託すと、最高の結果を得た」と振り返った。

地元紙は直近の試合での吉田のプレーを高く評価。「日本人選手は試合にふさわしい“獣”であることを証明している。戦術理解に優れている上、非常に熱心だ」と綴った。また「トネッリはヨシダとの方がより相性が良いように見える」とも分析し、吉田が3人によるポジション争いにおいて優位に立っているとの見解を示している。

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