ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネスが『Goal』の独占インタビューに応じ、EURO(ユーロ)2020などについて語った。
インタビュアーであるピーター・ストーントン氏が最初に聞いた質問は「もし100ユーロを渡したら、ロメル・ルカクのバロンドール受賞に賭けるか?」というもの。すると、マルティネスは「ルカクに50ユーロ、ケビン・デ・ブルイネに50ユーロを賭ける」と迷わず回答した。さらに続けて「彼らはそれぞれの役割において最高の活躍を見せている。だから、ふさわしい報酬を受け取って欲しいね」と話す。
ベルギーはEURO2020で前回王者ポルトガルを破り、準々決勝に進出。今大会でのルカクは4試合で3ゴールを記録する。また、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが倒れた直後の試合ではゴールを同僚に捧げるシーンも話題に。マルティネス監督はルカクのそうした人間性を高く評価する。
「彼は思いやりのある人だ。勝ち負けよりも大切な価値観があって、どうやって勝ちに行くかが人生の生き方なんだ。素晴らしい瞬間だったと思う。そして、私たちは彼と一緒に祝いたかった」
Getty/Goal過去にエヴァートンを率いていたマルティネス監督は、当時のクラブ史上最高額2800万ポンド(約43億円)でルカクを獲得した経験もある。そんな教え子について指揮官は「インテルに移籍してからの彼はゴールスコアラー以上の存在になっている」と話す。
「彼は、適切なクラブ、適切な時期に、適切な監督(アントニオ・コンテ)のもとにやってきて、この驚くべき成熟を遂げた。彼はゲームに影響を与えることができ、周りの選手にも影響を与えることができる選手だ。まだ28歳で、ゴール記録は素晴らしいものですが、この14か月でロメル・ルカクは非常に成熟したフットボーラーになったと思う」
最後に、指揮官は今の世代が大きな結果を残すことで、「将来的に次の2世代、3世代に影響を与えることになる」と語る。
「この世代は、レガシーとして称賛に値する。50年後、60年後に、ベルギーサッカー界にメダルをもたらした選手として語り継がれるにふさわしい選手たちだと思う。彼らの仕事ぶりや気遣いを知っているからこそ、トロフィーという形で報われてほしい」
