マルセイユのアンドレ・ヴィラス=ボアス監督は、長友佑都を擁護した。
今夏の移籍市場でガラタサライから退団し、フリーでマルセイユに加入した長友。昨シーズン後半からトルコのクラブで登録メンバー外となった同選手は、20日のリール戦で久しぶりに公式戦のピッチに立った。
デビュー戦で60分までプレーした日本代表サイドバックだが、守備面で苦戦し、失点の場面ではシュートコースを切り切れずネットを揺らされるなど精彩を欠く場面も見られた。これを受け、『Euro Sport』では「非常に難しい試合になった」と厳しい評価を受けていた。
そんな34歳のサイドバックのパフォーマンスを受け、ヴィラス=ボアス監督は「彼にとって良い試合だった。6カ月もプレーしていない選手にとってリールのダイナミックさは難しい」と話し、批判的な意見を受ける長友への擁護を続けた。
「失点の場面、あれは私のミスでもあった。なぜなら彼にルイス・アラウージョに対して(裏を気にするよりも)前から行くように伝えていた。彼の仕事をよくやっていた」
そして、同指揮官は「彼はその経験とともにシーズンを通して我々をしっかりと助けることができると思う。少しずつ、彼は良くなっていくはずだ」と34歳のベテラン選手に対して期待を寄せた。




