2019-05-30 Villas-BoasGetty Images

「契約延長の話し合いもなくなった」不振マルセイユのヴィラス=ボアス、今季での退任を示唆

現地時間30日に行われるリーグ・アン第22節レンヌ戦を前に、マルセイユのアンドレ・ヴィラス=ボアス監督がコメントを発した。

現在リーグ戦3連敗中のマルセイユ。解任のうわさも浮上しているポルトガル人指揮官は「契約が切れる6月でここから去るのか?」と記者から問われると、次のように返している。

「私からチームに何かを求めるようなことはしていないし、今のチーム状況であれば、私がここから去るのは自然なことだろう」

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「もちろんチーム幹部の意向に私が反論するつもりはないよ。以前はチームと代理人の間で契約延長に向けた話し合いがあった。だけど今では何もなくなった」

また指揮官は、「首位とのギャップもかなり開いてしまった。これはシーズン当初の目標には遠く及ばないものだ。来シーズン、クラブにとってはゼロシーズンとしてやり直す時期になるかもしれないね。将来に向けた基盤を構築することは良いことだと思う」と続け、自虐混じりに語っている。

2試合未消化ではあるものの、現在首位のリヨンと14ポイント差の6位につけるマルセイユ。30日には、現在5位のレンヌとの一戦が控えている。ヴィラス=ボアスにとって引き続き正念場が続くことになりそうだ。

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