インテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは、今季終了後リーグ・アンへと新天地を求めることになるかもしれない。
母国チリの『LA TERCERA』は「ホルヘ・サンパオリはビダルを呼び寄せようとしている」と報じた。マルセイユの新監督となったサンパオリは、かつてチリ代表を率いた経歴を持ち、コパ・アメリカ2015ではチリを南米王者へと導いたことでも知られる。
アルゼンチン人指揮官は当時の教え子ビダルに絶大な信頼を寄せており、親しい関係者が「すでにビダル獲得に向けてアプローチがあった」と同メディアに証言しているという。
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現在33歳のビダルは今季、インテルでリーグ戦23試合1ゴールの成績を残しているが、現在はひざの負傷で離脱を余儀なくされている。また、インテルとの現行契約は2022年夏まで。もしマルセイユが今夏の移籍市場でビダル獲得を申し入れた場合、インテル側は移籍金が発生するこのタイミングで放出へ踏み切る可能性も十分にあると伝えられた。
サンパオリ新体制のマルセイユはまだスタートしたばかりだが、初陣からリーグ戦2連勝と早くも復調の気配を見せている。今季終了後の移籍市場では、チリ代表時代の教え子を迎え入れることになるのか、引き続きその動向が注目される。