Banderole Eyraud Marseille RennesGetty Images

暴徒化したファンがマルセイユの施設を攻撃しレンヌ戦が延期に…クラブ側は破壊行為を非難

現地時間30日に行われる予定だったリーグ・アン第22節マルセイユvsレンヌが直前になって延期となった。

ここまでリーグ戦で3連敗を喫しているマルセイユ。一時は優勝争いの一角となっていたが、最近では不振により順位を6位まで落としていた。この状況に一部ファンが暴徒化し、マルセイユの練習場を襲撃。同チームのジャック=アンリ・エイロー社長の解任を求める横断幕を掲げ、爆竹や発煙筒を投げ込み、破壊行為にも及んだという。

現地ブーシュデュローヌ警察はこの混乱を受け、25名もの逮捕者が出たことを公表「このような暴力行為、及び破壊行為を強く非難する」と明らかにしている。

マルセイユ側も公式メディアを通じ、次のような公式声明を発表している。

「オリンピック・マルセイユは30日の午後、ロベール・ルイ・ドレイファスのトレーニングセンターで破壊行為による損害を受けました。我々はこの攻撃を一切容認できない」

「プレーヤー、スタッフ、警備員、現地警察など多くの人々が、命の危険にさらされた。多数の盗難も確認され、一部車両も破壊された。施設の被害は数十万ユーロ(数千万円)にも及ぶ」

暴徒化したファンから非難の的となっていたエイロー社長はTVメディア『カナルプリュス』に対して「このチームに関わるすべての人にとって、危険を伴う大きな驚きだった。まさか暴徒化した人々がやってきて、このような行為に及ぶとは思わなかった。怒りの感情はわからなくもないが、その主張のために破壊を行ったことに失望している。このようなことをする人間は真のサポーターではない。あらゆることに対して尊重の気持ちがない凶悪犯でしかない」と糾弾している。

2007年~2016年、2017年~と長年同チームでプレーする主将、スティーヴ・マンダンダも「僕はここで13年プレーしてきた。このクラブに対するみんなの愛やエネルギーもよく知っている。だけど、今日の出来事は悲しいことこの上ない。我々はこのような暴力的行為を決して受け入れるわけにはいかない」と落胆のコメントを発した。

この混乱を受け、30日にスタッド・ヴェロドローム行われる予定だったマルセイユvsレンヌの一戦は延期に。低迷するマルセイユにとって、ファンの暴徒化はさらに大きな混乱をもたらす結果になっている。

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