Andre Villas-Boas Marseille 2020-21Getty

マルセイユに衝撃!ヴィラス=ボアスが辞任を申し出…その理由とは?

マルセイユのアンドレ・ヴィラス=ボアス監督が辞任を申し出た。

直近のリーグ・アン8試合でわずかに1勝のみと大不振に陥り、9位まで順位を落とすマルセイユ。この結果を受け、サポーターが暴徒化するなどの事態に陥る中、クラブは今冬の移籍市場最終日にセルティックからオリヴィエ・エンチャムを買取オプション付きの半年間の期限付き移籍で獲得した。

しかし、この移籍はヴィラス=ボアス監督の意向に沿うものではなかったようで、同指揮官は2日のプレスカンファレンスで「この決定は私が下したものではない。これは私がノーと言った選手だ」とクラブの補強方針への不満をあらわにし、辞任を申し出たことを公にした。

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「まったく認識していなかったし、目が覚めてマルセイユのウェブサイトにアクセスした際に判明した。スポーツポリシーに合わないということから辞表を提出した。首脳陣からはまだ何も返答はない。金が欲しいわけではない。ただ去りたいだけだ。このクラブは、移籍に関してでたらめな2年や3年間を送ってきた。これは受け入れられない」

「もちろん、今はランス戦のことだけを考えている。私は首脳陣から退任を求められるまで続けるつもりだ。週末に起きたこと(サポーターの暴徒化)は関係ない。スポーツ面のみに関係することだ。ネマニャ(ラドニッチ)の移籍すら、当日の夜に聞かされた…。首脳陣からの返答を待っている。彼らがノーと言えば、続けるまでだ」

なお、マルセイユとヴィラス=ボアス監督の現行契約は今夏に満了を迎える予定だ。

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