フランス代表FWマルクス・テュラムは、インテルと口頭合意に達したようだ。
ギャンガンで注目を集めて2019年にボルシアMGに移籍すると、今季はリーグ戦30試合で13ゴール6アシストと活躍し、昨年末にはフランス代表としてワールドカップにも出場したM・テュラム。しかし今季限りでボルシアMGとの契約が満了、すでにフリーになることが決まっている。
そんなM・テュラムには、パリ・サンジェルマン(PSG)やミランが関心を寄せていることが複数メディアで伝えられていた。そして本人がPSG移籍を断ったため、ミランへの移籍が最有力とも報じられており、その去就には大きな注目が集まっていた。
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しかし、ライバルクラブへの電撃加入が決定的となったようだ。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、M・テュラムはインテルと口頭合意に達し、ミランへ断りの連絡を入れたという。
同氏によると、インテルは過去数時間で選手側との関係を再構築し、M・テュラムをプロジェクトの中心に据える保証とともに年俸500万~550万ユーロ(約7億8000万円~約8億6000万円)の「決定的なオファー」を送った模様。数カ月前よりも契約金ボーナス等が落ち着いたことを考慮し、チャンスを一気に掴んだようだ。
なお、ミラン側はステファノ・ピオリ監督も説得に動き、これまで何度も直接電話で話していたという。しかし、インテルがミランをわずかに重要な上回るオファーを提示し、獲得まであと一歩に迫っていることが伝えられている。