Claudio MarchisioGetty Images

ピルロはユーヴェ監督、デ・ロッシは伊代表スタッフに転身…マルキージオ氏の将来は?

元イタリア代表MFのクラウディオ・マルキージオ氏が、イタリア紙『イル・メッサッジェーロ』のインタビューに応じ、自身の将来について言及したほか、元同僚でユヴェントス指揮官のアンドレア・ピルロに見解を示した。

マルキージオ氏は現役時代、7歳から所属していたユヴェントスにおいて長年にわたってプレー。バンディエラの1人として7度のスクデット制覇を経験したほか、イタリア代表においても長らく活躍を続けた。そんな元ユーヴェMFは自身の将来について言及。就職先としてイタリアサッカー連盟(FIGC)やイタリア代表、もしくは古巣のユヴェントスのうち、どちらを選択するかについて問われると、持論を展開した。マルキージオ氏の盟友、ピルロはユヴェントス指揮官に転身した一方、元ローマのレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシはイタリア代表スタッフとなること選択したが、マルキージオ氏は現時点でFIGCを選ぶ。

「代表か、それともユヴェントス復帰か? ユヴェントスは私に多くを与えてくれた。一方、代表は選手にとって最大の目標であると思うし、連盟では長期にわたって何かを作り上げることができるだろう。すべての役割には違いがあり、求められる能力も違う。クラブでは毎年結果を出さなければならない一方、代表ではもっと長い時間が与えられる。連盟では、自分が仕事の土台を作っても、完成を見届けるのは誰か他の人物になるかもしれない。私は後者に魅力を感じてきた。今、どれかを選択しなければならないなら、おそらく連盟を選択するだろう」

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■ユーヴェ指揮官ピルロを擁護

続いてマルキージオ氏は、古巣ユーヴェに言及。チームのセリエA10連覇は絶望的となり、未経験ながらもビッグクラブの指揮官の座を受託したピルロには批判も向けられるが、マルキージオ氏は擁護する。

「どうしたらこんなオファーを断るなんてできるんだ。ユーヴェ指揮官のようなオファーが届いたら、飛びつくべきだよ。断るなんてダメだ。ただ、ピルロには(ユルゲン)クロップや(アントニオ)コンテ、(マッシミリアーノ)アッレグリほどの経験がない。しかしリーグ優勝を果たせるのはたった1チーム。これは誰にとっても本当に難しいことだ。それに現在は、監督が選手の生活面に関して管理しなければならない要素が以前よりも増したと思う」

「ユーヴェは想像できないほどの喜びをファンに与えてくれたサイクルが終わりを迎え、今年はチームを再構築するシーズンになったのだと思う。今はチームを信じ、時間を与えるべきだろう。しかしより落ち着いて来シーズンの準備をするためにも、チャンピオンズリーグ出場権の獲得は必要だ」

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