Alex Sandro Juventus Parma Serie AGetty

イタリア人記者が欧州SL騒動に持論「レアル会長はスペイン版ナポレオン。貧者の革命」

イタリア人著名ジャーナリストのマッテオ・マラーニ氏が、欧州スーパーリーグ(SL)構想について持論を展開した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が22日、伝えている。

レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントスなどスペイン、イタリア、イングランドの12クラブが創設を発表したものの、わずか数日で幕引きを図る事態となった欧州SL騒動。イタリア人ジャーナリストのマラーニ氏が見解を示した。

マラーニ氏は、構想計画の中心人物であるレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長を「スペイン版ナポレオン」と命名。「彼は全世界が違う見方をしていることに気づくことができない。現実に向き合うことが欠けている」などと指摘した。また、欧州SL構想に加わった他クラブにも言及し、「サッカーが人々にとって何を意味するかを理解していなかった。一般の人々が、顧客ではなく、スポーツを愛する人間であることも」と述べた。

さらに今回の騒動が“強いクラブ”によって引き起こされたものではないと主張。背景には、借金を抱えるビッグクラブの弱みがあったと指摘する。

「SL構想は物語の第1章ではなく、ここ数年間の沈黙の中でコントロール不能となっていった物語の結末なのだ。買い漁り、山ほど消費したその決算がやってきた。これらのクラブは、サッカー界で最も多くの借金を抱えるクラブであり、チャンピオンズリーグの改革により、『これ以上やっていけない』と悟ったのだろう。SL構想は強さから生まれたのではなく、弱さや絶望から生まれた。金持ちによる革命ではなく、借金を抱える貧者による革命だった」

最後にマラーニ氏は、SL構想を計画したクラブに対する制裁に反対。「復讐を考えるのは愚かなことだ。クラブも組織も、誰も全能ではないのだから、団結が必要だ」との見解を示した。

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