サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督は、アジアカップ優勝の可能性について言及した。
インテル時代にはセリエA三連覇を達成し、イタリア代表ではEURO2020優勝に導くなど様々なタイトルを掲げてきたマンチーニ監督。そんな59歳の名将は、昨年8月にサウジアラビア代表の指揮官に電撃就任。今月から初挑戦となるアジアカップの舞台で戦っているが、開幕2連勝で早々に決勝トーナメント進出を決めている。
しかし、マンチーニ監督は優勝の可能性は低いと予想しているようだ。キルギスを2-0と下した試合後、他のライバルチームに後れを取っていると語った。
「ランキングは、(優勝候補が)日本や韓国、イランやオーストラリアだと言っているね。我々はまだまだ遠く及ばないよ」
「だがトーナメントでは、1試合でなんだって起こり得る。次のラウンドへ進出することができた。だが、第3節も勝ちたいのでそれだけを考えないといけないんだ」
「チャンスの多くを逃してしまったと思うが、毎試合2ゴール奪えれば十分だ。次のステージへ向けてさらに成長していきたい」
なお、すでにサウジアラビアに加えてカタール、オーストラリア、イラン、イラクが決勝トーナメント進出を決めている。

