Roberto Mancini ItalyGetty Images

イタリアダービーへマンチーニが見解「ユーヴェの優勝争いで“ほぼ決定的”となる試合」

イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが15日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、17日に予定されているイタリアダービーに向けて持論を展開した。

今週末のセリエAではローマダービーおよびイタリアダービーと、ビッグマッチ2試合が開催される。そんな中、イタリア代表監督のマンチーニが、古巣インテルおよび王者ユヴェントスによるセリエA優勝候補同士の激突について見解を示した。

「インテルは近年成長を遂げており、強い選手もいる。優勝の準備はできているはずだ。しかしユーヴェの方が依然として、トップチームの実力では上回るだろう。それに9連覇の経験もある。ただ今回の試合は、ユーヴェにとって“ほぼ決定的”な試合になるだろう。消化試合は1試合少ないが、順位表で3チームを追いかける立場にあり、これ以上ポイントを取りこぼすことはできないからだ」

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続いてイタリア代表指揮官は、アントニオ・コンテ指揮下のインテルで構想外となっているMFクリスティアン・エリクセンについて問われると、「彼のクオリティがあれば、何でもできるはず。しかし私よりもコンテの方が彼やチームをよく理解しているはずだ。それにイタリアのカルチョは他とは違うからね」と語った。

さらにユヴェントスの指揮官アンドレア・ピルロについても言及。「アンドレアが求める攻撃的なサッカーは好きだよ。継続性の点で問題はいくつかあったが、メンバーを大幅に入れ替えたので当然とも言える。もう少し時間が必要だ」と述べた。

最後に今シーズンのスクデット争いについて触れ、「インテルとユーヴェが戦力の面で優れており、本命と言える。しかしどちらかが優勝するとは限らない。例えばミランは最後まで絡んでくるかもしれない。これほど良い成績を残すとは想像できなかった。これほど勝てたのは偶然ではないはずだ」と主張した。

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