マンチェスター・ユナイテッドは、GKダビド・デ・ヘアが退団する場合には2人のGKを獲得する可能性があるようだ。
新シーズンへ向けて補強を続けるマンチェスター・U。しかし、守護神デ・ヘアが6月末をもって契約が満了している。『The Athletic』によると、一度はデ・ヘア側が減給オファーを受け入れたが、クラブが撤回してさらなる減給でのオファーを提示し、交渉は未だ続いていると報じられていた。
しかし、マンチェスター・Uはデ・ヘアがこのまま契約満了で退団する場合に備えているようだ。『Manchester Evening News』によると、スペイン人GK退団の場合には今夏2人のGKと契約することを考えているという。
そして同メディアは、日本での報道を引用しつつ、浦和レッズGK鈴木彩艶が「控えGK」候補になる可能性が高いと指摘。20歳のGKは「世界屈指の若手GKの1人」とみなされており、2017年から注目していたことなどを伝えている。
その一方で、マンチェスター・Uは正守護神としてインテルGKアンドレ・オナナ獲得を模索している模様。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、総額5000万ユーロ(約78億円)で2度目のオファーを提出したようだが、インテル側が最低でも望んでいる5500万ユーロ(約86億円)と未だ開きがあるようだ。しかし、関係者全員が取引成立へ向けて前向きに考えており、「来週始めにも完了する可能性がある」と予想している。
エリック・テン・ハーグ監督体制2年目に突入するマンチェスター・U。今夏には、GK陣が入れ替わることになるのかもしれない。
