Zidane Iqbal Manchester United 2022-23Getty

9歳から所属したマン・Uを退団…20歳MFジダン・イクバル、ユトレヒトと4年契約「いつまでもユナイテッドファン」

オランダの名門ユトレヒトは、マンチェスター・ユナイテッドからMFジダン・イクバルを獲得したことを発表した。

パキスタン人の父とイラク人の母を持つイクバルは、9歳の時にマンチェスター・Uに入団。2021年にファーストチームデビューを飾ったが、今季はベンチに入る機会こそあったものの出場機会を得られず。U-21チームが主戦場となっていた。

将来を期待されて2022年夏には長期契約を結んでいたイクバルだったが、出場機会を求めて今夏に活躍の場を移すことを決断。オランダの名門ユトレヒトは26日、2027年までの4年契約を締結したことを発表した。なお、移籍金は100万ユーロ(約1億5600万円)になると伝えられている。

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11年間を過ごしたマンチェスター・Uから離れるイクバルは、「5歳のころからマンチェスター・ユナイテッドは僕にとっての我が家だった。家族とともに、このクラブに育てられたんだ。この最高のクラブとの15年間のつながりの中で、本当に素晴らしい思い出がたくさんある」と綴り、思いを続けた。

「たくさんのチームメイトとともにプレーし、僕をいつも支えてくれたコーチとともに働く機会に恵まれた。感謝すべき人はいっぱいいるよ。今の選手としての僕を作り上げるために、みんながその役割を果たしてくれた。僕と家族はこれからも感謝し続ける」

「シアター・オブ・ドリームス(オールド・トラッフォード)のタッチラインに立った時のことは決して忘れない。あの時のプライドは、これからも僕と一緒に生き続ける。ヨーロッパの舞台でマンチェスター・ユナイテッドの一員になれたことは、僕のキャリアの中で最も大きな名誉の1つだ」

「あの日のファンは素晴らしかったし、みんなはいつも僕と家族に愛情とサポートを与えてくれた。僕はいつまでもユナイテッドのファンで、これからもこのクラブを愛し続ける」

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