モナコのブノワ・バディアシルは、マンチェスター・ユナイテッドからアプローチがあったことを明かした。
モナコの下部組織出身で、2シーズン前からファーストチームでプレーするバディアシル。今シーズンはここまで首位と勝ち点6差の4位と健闘するチームの中で25試合に出場する19歳の同選手に対しては、以前からマンチェスター・Uが獲得に興味を示すと報じられてきた。
そんなバディアシルはフランス『RMC』でイングランドの名門からのオファーについて「(拒否したことは)正しい選択だった。第一にモナコでプレーしてから良いシーズンを楽しんだことはなかった」と話し、移籍固辞の理由を説明した。
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「上位にとどまるために僕たちは戦っていて、僕は今、順位表の上位にいることを経験している。僕を育ててくれたクラブでプレーを続けることは、正しい決断で、今シーズンの僕たちの出来がこのことを証明している」
そして、マンチェスター・U移籍を拒否したことに後悔はないかと問われ「ノー、まったくないね」と強調していた。
優勝したリヴァプールと勝ち点33差を離された昨シーズン、マンチェスター・Uはハリー・マグワイアのパートナーとしてヴィクトル・リンデロフに代わる存在を求めていた。同クラブはバディアシル獲得に向けて2200万ポンド(約33億円)を支払う意思があったようだが、最終的に移籍交渉がまとまることはなかった。