来年1月の移籍市場におけるマンチェスター・ユナイテッドの補強プランを『ユーロスポーツ』が予想した。
今シーズンのプレミアリーグ8試合を終えて4勝1分け3敗の10位と低迷するマンチェスター・U。リーグ戦は混戦になるものの、早くもタイトルレースから後れを取る同クラブは、ブルーノ・フェルナンデスらを獲得して最終的にトップ4を確保した今年1月の再現を目指し、再び冬の移籍市場で補強に動く可能性が報じられる。
昨夏にはドニー・ファン・デ・ベークやアレックス・テレス、エディンソン・カバーニらを獲得したが、メインターゲットであったジェイドン・サンチョを逃した同クラブがどのような補強に動くか注目が集まる中、『ユーロスポーツ』がオーレ・グンナー・スールシャール監督率いるクラブの冬の補強を予想した。
まず、依然として最重要ターゲットの1人であるドルトムントのサンチョに関しては、シーズン途中での移籍は困難との見方が強い。同メディアの情報筋によると、ブンデスリーガのクラブは来夏までいかなるオファーを受け入れる意思がないようだ。しかし、新型コロナウイルスがドルトムントの財政面に影響を与えていることは間違いなく、これがマンチェスター・Uにとっての追い風になる可能性もある。
また、マンチェスター・Uはサンチョに代わる新戦力を引き続き模索する様子。今夏のようにバルセロナのウスマン・デンベレと契約するチャンスが訪れるとは考えにくいが、ワトフォードのイスマイル・サール獲得に向けた交渉の席に着く可能性も浮上している。
一方で、補強が急務なのがセンターバック。夏からハリー・マグワイアの相方を探す同クラブだが、前回の移籍市場終盤からRBライプツィヒのダヨチャンクレ・ウパメカーノへの興味を強めている。しかし、ブンデスリーガのクラブにシーズン途中で主力DFを放出する意思はなく、同選手の獲得は早くとも来夏以降になると予想される。
また、その他の新センターバック候補として名前が挙がるのがビジャレアルのパウ・トーレス、セビージャのジューレス・クンデ、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのベン・ホワイト、そしてレスター・シティのカグラル・ソユンチュ。現段階でこれらの選手に対する具体的な動きはないものの、過密日程による負傷者が各クラブで相次ぐことから、いつでも獲得に動けるよう準備すると考えられている。
その一方で、1月にチームから離れる可能性がある選手も存在する。特に注目されるのが、ダビド・デ・ヘアの控えに甘んじるジョーダン・ヘンダーソンだ。イングランド代表GKは限られたプレー時間に不満を募らせており、セルティック行きなどが浮上する。その他、セルヒオ・ロメロやマルコス・ロホ、フィル・ジョーンズも将来に関する決断に迫られるようだ。
▶2020-21 プレミアリーグ DAZN完全独占!1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】