マンチェスター・ユナイテッドは、新たなスポーツダイレクター(SD)としてニューカッスルのダン・アシュワース氏の引き抜きを狙っているようだ。
新体制へ向けて動き出しているマンチェスター・U。13日には『INEOS』による25%の株式取得がプレミアリーグ側に認められ、残すはFA(イングランドサッカー協会)の承認のみに。新たにフットボール部門の実験を握るジム・ラトクリフ卿は、すでにマンチェスター・シティからオマール・ベラダ氏を新たな最高経営責任者として迎えること決めており、新時代へ向けて体制を整えている。
そして『The Athletic』によると、マンチェスター・Uは新たなSDとしてアシュワース氏を最優先ターゲットとしているようだ。現時点でニューカッスルへのアプローチは行っていないが、本人が前向きであるために「状況は急展開を見せると予想される」と伝えられた。
アシュワース氏は2007年にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンのSD職に就任した後、2012年にはFAのスタッフとして男女イングランド代表の成功に貢献した。その後2019年にはブライトンのテクニカルダイレクターを務めた後、2022年2月からニューカッスルで同職として活躍している。
若手発掘において高く評価されるアシュワース氏だが、マンチェスター・U側は近年苦戦している選手補強について重要な役割を果たしてくれることを期待しているようだ。新時代の幕開けに向けて、クラブ幹部も大きく入れ替わることになるのかもしれない。





