mitoma antony(C)Getty Images

「三笘薫とアントニーの投資額を比べると…」マン・UのOBコール氏、古巣の補強を批判

マンチェスター・ユナイテッドのOBアンディ・コール氏が、古巣のウインガーについて言及している。

今季は開幕から公式戦18試合で9敗と苦戦が続くマンチェスター・U。特にウインガーの選手には批判が集まっており、ジェイドン・サンチョは指揮官への反発でチームから外れると、アントニーは元恋人への暴行容疑のためチームを一時離脱することに。チーム復帰後も先発から外れる試合が増え、未だノーゴールにとどまっている。

そんな中、現役時代に歴史的な三冠を達成したコール氏が『Betfred』のインタビューで古巣の攻撃陣に言及。厳しい言葉を残した。

「もし私がアントニーとプレーしていたら、気が狂ってしまうだろうね。センターフォワードとしてアントニーとプレーし、彼がゴールライン際でもクロスを入れなかったら頭を抱えてしまうね」

「ストライカーにはクロスが必要で、ラスムス・ホイルンドはまだリーグ戦でゴールを決めていない。アントニーは左足でカットインした場合、10回中9回はシュートを打つだろう。ホイルンドがチャンスを得られるとすれば、シュートをGKが弾いた場合のみだ」

「私は時々、アントニーの長所はなんだろうと考えるんだ。彼は周りの選手も使わず、チャンスも作れず、ゴールも決めない。強みはどこにあるんだ?」

そしてコール氏は、ブライトン加入後に目覚ましい活躍を見せる日本代表MF三笘薫を引き合いに出し、古巣の補強策に苦言を呈した。

「我々はアントニーに高額を投資した。だが、ブライトンが三笘と270万ポンドで契約し、我々がアントニーに8600万ポンドを支払ったのを見ると……マンチェスター・Uはどの市場で補強しているのだろうかと疑問を抱く必要がある。同じ市場ではないのだろうか?」

「過去10年を振り返っても、我々は他のクラブであればもっと安価に獲得できたはずの選手に莫大な資金を使ってきた。これは“マンチェスター・ユナイテッド税”というものなのか? こんなこと続けることはできないよ」

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