マンチェスター・ユナイテッドは、守備陣のトップターゲットとして韓国代表DFキム・ミンジェを狙っているようだ。
今季ナポリに加入すると、すぐさま目覚ましいパフォーマンスでチームの主力となったキム・ミンジェ。セリエA35試合に出場して33年ぶりスクデット獲得の原動力となると、自身もセリエA最優秀DF賞を獲得。充実のシーズンを過ごした。
そんな26歳DFだが、今季のパフォーマンスから当然のように世界中のビッグクラブの関心を集めており、以前から様々なクラブ名が浮上していた。そして現在、マンチェスター・Uが熱心に獲得に動いているようだ。
イギリス『ガーディアン』によると、マンチェスター・Uはすでに獲得へ向けてキム・ミンジェの代理人と接触しているようだ。また、7月から有効になる契約解除金は5000万ユーロ(約75億円)に設定されているという。なおキム・ミンジェに対しては、同じく来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したニューカッスルも関心を持っているようだ。
一方で同メディアによると、マンチェスター・Uは選手の放出も進めており、エリック・テン・ハーグ監督はハリー・マグワイア、ディーン・ヘンダーソン、ドニー・ファン・デ・ベークらの退団を認める可能性があるとのこと。また、バーンリーからレンタル中だったボウト・ベグホルストを引き留めるつもりはないようだ。
なおマグワイアに関しては、来週にも指揮官と話し合いが予定されているという。マグワイアはチーム内での序列を落とし、さらにキム・ミンジェが加入することになれば、さらに厳しい立場になることが予想される。選手はイングランド代表での立ち位置を維持するためにもプレー機会を望んでおり、両者の間には移籍がベストであるとの認識があるようだ。




