マンチェスター・ユナイテッドOBポール・パーカー氏が、古巣のFWカリム・ベンゼマ獲得報道に言及している。
今季はプレミアリーグ21試合ですでに9敗(10勝2分け)を喫して7位、チャンピオンズリーグでは最下位でグループステージ敗退に終わったマンチェスター・U。苦しい戦いが続く中でエリック・テン・ハーグ監督らへのプレッシャーも高まる中、1月の移籍市場では補強の必要性が指摘されている。
そして一部メディアでは、マンチェスター・Uがベンゼマの獲得に関心を持っていると伝えられている。昨年夏にアル・イテハドに加入したばかりの36歳FWだが、練習欠席や休暇明けの合流日に姿を見せなかったことが話題に。本人は欧州復帰を望んでおり、プレミアリーグの強豪が契約の可能性を探っているという。
しかし、マンチェスター・Uで2度のプレミアリーグ制覇を経験したパーカー氏は『SpilXperten』で、ベンゼマとの契約に反対している。
「ベンゼマの契約はまた一歩後退につながるだろう。ただの“PR契約”になるあろうし、マンチェスター・Uは間違いなくそれを必要としていない。完全に間違った補強になるはずだ。一部のファンは受け入れるだろうけど、それも大きな間違いだ」
「(ラスムス)ホイルンドは未来であり、彼ほど野心のないベンゼマを獲得するのは間違い。確かに、ベンゼマが成し遂げたことには言葉が出ないよ。だが、トップレベルでのプレーは終えたんだ。ズラタン・イブラヒモヴィッチやエディンソン・カバーニ、クリスティアーノ・ロナウドの時と同じ間違いを犯すだけだと思う」





