マンチェスター・ユナイテッドは、FWアントニー・マルシャルの契約延長オプションを行使するつもりがないようだ。
2015年に最大5800万ポンドとされる移籍金でマンチェスター・Uに加入したマルシャル。当時の10代選手としては史上最高額での加入し、公式戦317試合で90ゴールを記録。2度のFAカップ優勝やリーグカップ、ヨーロッパリーグ制覇を経験している。
しかしマンチェスター・Uでの立場はシーズンを追うごとに厳しくなっており、2021-22シーズンの後半にはセビージャへのレンタルも経験。今季は公式戦19試合に出場しているものの、先発はわずか7試合にとどまっており、未だ2ゴールと厳しい時期を送っていた。
そして『The Athletic』によると、マルシャルの現行契約は今季限りとなっており、2025年6月まで1年間延長できるオプションが付帯しているものの、マンチェスター・U側に行使する考えはないという。
そのため、来年1月の移籍市場はマルシャルの放出で移籍金を獲得する最後のチャンスに。そしてオファーが届かない場合、マンチェスター・Uはフリー放出を容認するようだ。
なおマンチェスター・Uでは、アーロン・ワン=ビサカやヴィクトル・リンデロフ、ハンニバル・メイブリの現行契約も今季限りで満了に。それぞれ延長オプションが付帯しているようだが、エリック・テン・ハーグ監督は今後について話し合っていることを認めている。


