Jean Clair Todibo(C)GettyImages

マンチェスター・ユナイテッド、今夏に守備陣の大型補強画策か…トディボとブレーメルに計160億円以上を費やす可能性も

マンチェスター・ユナイテッドが今夏の守備陣の補強を目指しているようだ。

2013年を最後にプレミアリーグ優勝から遠ざかるマンチェスター・Uは今シーズン、守備陣を中心に多くの負傷者に見舞われたりと思うような戦いができず。ここまでリーグ6位と優勝は難しい状況となっており、大きな期待となっているのは準決勝進出を決めたFAカップのタイトルのみだ。

それでも、昨年12月にクラブの株式を取得することが決まったジム・ラトクリフ氏と『INEOS』の下で、新シーズンに向けて今夏に大型補強に動くことが予想されている。

以下に続く

そんなマンチェスター・Uは、ラファエル・ヴァランやハリー・マグワイア、ジョニー・エヴァンズら去就が不透明な選手の多い守備陣の補強を目論んでいる模様。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同クラブはニースで活躍するジャン=クレール・トディボに興味を持っているようだ。

ニースは移籍金として5000万ユーロ(約82億円)を要求すると考えられているが、同クラブのオーナーを務めるのはラトクリフ氏と『INEOS』で交渉に関しては問題ないと予想されている。

さらに、マンチェスター・Uはユヴェントスのブレーメルにも興味を寄せているとのこと。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、セリエAのクラブは移籍金として6000万ユーロ(約98億円)以上を望んでおり、2025年夏に効力を持つとされる契約解除金も同等額のようだ。

マンチェスター・Uはユヴェントスの要求に応えるための準備を進めているともみられるが、選手の譲渡を含めた取引で移籍金の値下げを目指す可能性もあるという。その際、現在期限付き移籍でヘタフェに加入しているメイソン・グリーンウッドがイタリアに渡ることになるかもしれない。

広告