Erik ten Hag Manchester United 2023-24Getty

テン・ハーグ、すでにマン・U選手半数の信頼を失う?マネジメントやサンチョの扱いに不満か

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、クラブ内でも厳しい立場に立たされているようだ。

テン・ハーグ監督就任2年目を迎えた今季のマンチェスター・U。しかし開幕から不安定な戦いが続いており、プレミアリーグでは8勝6敗で7位、チャンピオンズリーグでは1勝1分け3敗でグループ最下位に沈み敗退の危機にひんしている。

この状況に現地メディアでは厳しい指摘が相次いでおり、一部メディアや解説者からはテン・ハーグ監督の進退を問う声も上がっている。そして、チーム内でも指揮官への不信感が高まっているのかもしれない。

イギリス『スカイスポーツ』のチーフレポーターであるケイヴェ・ソルヘコル氏は、選手の半数がプレースタイルなどに不満を抱えていることを伝えている。

「クラブが低迷している時に批判するのは簡単だし、テン・ハーグが低迷している時に批判するのも簡単だ。そして、彼がロッカールームの信頼を失い、選手たちは彼のためにプレーしていないと言うのも簡単だ」

「私の集めた情報によると、一部の選手は現在起きていることに混乱しているようだ。テン・ハーグはロッカールームの信頼を失ってしまった。ある情報筋は、ロッカールームの50%を失ったと話していた。かなり多くの選手がプレースタイルに不満を抱えており、またトレーニングがハード過ぎる、走り過ぎているとも感じているようだ。選手たちは何のために走っているのかわかっていないとも聞いた」

「さらに何人か経験豊富な選手たちが、クラブの何が間違っているかをテン・ハーグに伝えたようだ。ビッグクラブでプレーしてきた経験について話しており、監督はもう少し対処すべきだとも感じているという」

その上で、「選手は彼のマネジメントがもう少し改善される可能性があると感じているものの、ボスはテン・ハーグであり、決定権も彼が持つ。そして彼は方向転換するのではなく、自分のやり方で進めていくつもりだ。だが数人の選手は、指揮官が自分のやり方に固執しすぎており、ロボット的だとも感じているようだ」とチームの現状を伝えている。

またソルヘコル氏は、現在トップチームを外れるジェイドン・サンチョの扱いに対しても「不満を抱える選手がいる」と指摘。「現在はユース選手とトレーニングしており、食事も自分で行っている。多くの選手が、この扱いはやりすぎと考えているようだ」とも話した。指揮官のマネジメントへの疑念が膨らんでいるのかもしれない。

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