ten hag(C)Getty Images

マン・U、過去50年で最悪のスタートも…テン・ハーグ解任の噂にスコールズ「そんな余裕はない」

マンチェスター・ユナイテッドのOBポール・スコールズ氏は、苦しむ古巣のエリック・テン・ハーグ監督について語った。

8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節で、コペンハーゲンと対戦したマンチェスター・U。ホイルンドの2ゴールでリードしたものの、42分にラッシュフォードが一発退場に。その後追いつかれ、69分に勝ち越したが、終盤に2失点を許して3-4で逆転負けを喫した。

これで今季開幕から公式戦17試合で9敗目、降格した1973-74シーズン以来ワーストスタートとなったマンチェスター・U。CLグループAで最下位に沈んでおり、残り2試合でグループステージ敗退の危機にひんしている。

現地ではテン・ハーグ監督への重圧も強まっているが、スコールズ氏は『TNT Sports』で以下のように持論を展開した。

「テン・ハーグにそこまでのプレッシャーがあるとはまだ感じない。彼は良いデビューシーズンを過ごしたため、時間を稼いだ。確かにケガ人は多いが、17試合で9敗は十分ではないだろう」

「ユナイテッドが以前にも監督を解任したことがあるのは知っている。だが、それをする余裕はないだろう。この男をこのままにしておくしかないと思う」

「彼らにはリーダーシップが欠けているね。欧州大会でアウェイ戦を戦うのは簡単じゃないが、その欠如に苦しんでいる。一度失点すると、さらに失点すると感じてしまうんだ」

マンチェスター・Uはインターナショナルウィーク前最後の試合で、11日にルートンと対戦する。

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