マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、自身の将来に言及した。
30日に行われたプレミアリーグ第20節で、ノッティンガム・フォレストと敵地で対戦したマンチェスター・U。下位に沈むチームとの対戦となったが、後半に先制点を奪われると、一時マーカス・ラッシュフォードのゴールで追いついたものの、終盤に勝ち越し点を許して1-2で敗れている。
これで今季プレミアリーグ開幕から20試合で9敗目(10勝1分け)を喫したマンチェスター・U。『Opta』によると、リーグ開幕20試合で9敗を喫したのは1989-90シーズン以来のことに。さらに前半戦を終えたばかりの段階で、すでに昨シーズンと敗戦数が並んでいる(23勝6分け9敗)。
チームへの重圧が高まる中、マンチェスター・Uでは先日『INEOS』が株式の25%を取得することで合意に達し、承認された後にサッカー部門の運営を担うことが決まっている。その影響もあり、テン・ハーグ監督の去就には大きな注目が集まっていた。
ノッティンガム・フォレスト戦後、テン・ハーグ監督は記者から「自分はクラブを指揮するのに適任だと思うか?」と問われると、「もちろん」と返答。その上で、以下のように続けた。
「彼ら(INEOS)は私のことを理解しており、チームに何が揃っていれば私が結果を出せるのかも理解している。我々がトップチームと対等に戦えることは証明済みだ」
「このチームはさらなる進歩と一貫性を得られると確信しているし、私には強い信念がある。これはプロジェクトの一部だ。今季は昨季よりもパフォーマンが下回っており、ステップアップしなければならない。そして、私がそのプロセスを主導しなければならない」
また、負傷者が続出する現状にも言及。「毎回選手を入れ替えなければならない。(順位は)関係なく毎試合に勝つ必要があるが、毎試合選手を変える必要があるんだ」とチーム状態を嘆いた。
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