マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、チームのメンタリティを変える必要があると断言した。
9日に行われたプレミアリーグ第16節で、ボーンマスと対戦したマンチェスター・U。前節チェルシーに見事な戦いで勝利(2-1)を収め、本拠地オールド・トラッフォードでの連戦で躍動が期待されたものの、開始5分に失点する苦しい展開に。後半にはさらに2点を許すと、反撃できないまま0-3で敗れている。
ホームで3失点完敗を喫したマンチェスター・U。早くも今季リーグ戦7敗目となり、勝ち点27のままとなった。サポーターからは大ブーイングが飛び、12日には勝利が絶対条件のチャンピオンズリーグ・バイエルン戦を控える中、大きな不安を残している。
試合後、テン・ハーグ監督は「チェルシー戦勝利からわずか3日で低調なパフォーマンスに終わったことをどう評価するか？」と問われると、「それはいつも疑問だ。監督として、何が起きたかは常に疑問に思う」とし、以下のように続けた。
「立ち上がりは非常に悪かった。チェルシー戦は非常にアグレッシブで集中力も高かったが、今日はそうじゃなかった。大きな違いがあったと思う」
「ビルドアップでの我々のミスがあった。相手のプレスがアグレッシブであることはわかっていたので、簡単にボールを失ってはいけない。トランジションで大きなスペースも与えてしまった。相手側からすれば良いゴールだが、我々としてはこんなスタートを切ってはいけない。すべて集中力に関係する問題だ」
「どの試合でもベストを尽くさなければならない。そのためには適切な集中力と多くのエネルギーが必要だ。今日の我々のように試合を始めてしまうと、殺されるよ。相手は生き生きしていたし、素晴らしかった。だが、我々はもっとよくやらないとね」
「毎日毎日、何かしらの成果を上げないと。我々はメンタリティを変えなければならない」