マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、チームの姿勢に怒りを見せた。
今季はチャンピオンズリーグでグループステージ敗退、プレミアリーグでも28試合消化時点で11敗を喫するなど苦しい戦いが続いていたマンチェスター・U。それでも代表ウィーク突入直前のFAカップ準々決勝では、宿敵リヴァプールとの延長戦に及ぶ死闘を4-3で制すなど、2024年に入ってからチーム状態は上向きだった。
しかし代表ウィーク明けの30日、プレミアリーグ第30節ブレントフォード戦は再び厳しい一戦に。敵地でシュート31本を浴びる苦しい展開の中、後半アディショナルタイムにメイソン・マウントがゴールをこじ開けて先制したが、その直後に同点弾を奪われて1-1で試合を終えている。
これで29試合を終えて勝ち点48、4位アストン・ヴィラ(1試合消化多)との差が「11」まで広がったマンチェスター・U。試合後、テン・ハーグ監督は『スカイスポーツ』で選手たちへの怒りを見せた。
「勝っているのであれば(土壇場での失点を)許すべきではない。我々にはこういった状況でも強いチームがあるし、一線を越えなければならないんだ。本当に残念だ」
「全く不必要な同点弾だ。違う行動を取るべきだった。もしかしたら我々は評価に値しなかったかもしれない。ブレントフォードの方が試合を通じて(勝利を)望んでいた。だが、アディショナルタイムにはそうしなければいけないんだ」
また、「やるべきことはたくさんある。ファイナルサードでボールをしっかりと保持できなかったし、相手の方がエネルギーがあった。たとえ良いプレーができなくても、試合には勝たなければいけない。もう少しで勝てるところだった。それが一番がっかりしている」と話している。
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