カタール最大の銀行『QIB』の会長であるシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ氏がマンチェスター・ユナイテッド買収に向けたオファーを取り下げたようだ。イギリス『BBC』など各メディアが伝えている。
2005年から現在に至るまでマンチェスター・Uのオーナーを務め、クラブの黄金期を支えてきたグレイザー家。しかし、近年ピッチ上での成績が伴わないことから風当たりが強まり、サポーターによる大規模な抗議活動が頻繁に起きる中、昨年11月にグレイザー家はクラブを売却する意思があることを発表していた。
これを受け、複数の企業や個人が世界的なビッグクラブ、マンチェスター・Uの買収に興味を持つ中、化学企業『INEOS』のオーナーであるイギリス人実業家のジム・ラトクリフ氏とともに正式な入札を行った1人がシェイク・ジャシム氏。100%の株式獲得を目指して50億ポンド(約9000億円)を提示し、さらに全額現金での支払いと、負債の清算も含まれたオファーであったことがわかっていた。
しかし、今週になってマンチェスター・Uとシェイク・ジャシム氏との交渉は決裂。これを受け、同氏はクラブ買収に向けたオファーを取り下げたと伝えられている。
ただし、現時点でいずれの関係者からも公式な声明は出ていない。


