manchester united(C)Getty Images

87分から出場のマクトミネイが後半ATに劇的2ゴール!マン・U、苦しみ抜いて今季4勝目をもぎ取る

プレミアリーグは7日に第8節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはブレントフォードと対戦した。

今季開幕から公式戦10試合で6敗、プレミアリーグ7試合で勝ち点9はクラブワーストタイのスタートになったマンチェスター・U。本拠地オールド・トラッフォードでもリーグ戦連敗中と厳しい状況の中、難敵ブレントフォードを迎えた。ケガ人が相次ぐ中、テン・ハーグ監督はCBにマグワイアとエヴァンズを起用。その他ラッシュフォードやブルーノ・フェルナンデス、ホイルンドらがスタメンに名を連ねている。

クラブのレジェンドである名将サー・アレックス・ファーガソン氏を支え続けたキャシー夫人が先日この世を去ったことを受け、スタンドから拍手が捧げられ、さらに両チーム共に喪章を巻いて始まったこの一戦。マンチェスター・Uは主導権を握れず、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。

20分すぎにマウントがチャンスを迎えたマンチェスター・Uだが、26分に失点。自陣内でのボールロストからブレントフォードの速攻を許すと、最後はイェンセンのシュートをGKオナナも止めきれず。ホームチームはそのままリードを許して前半を折り返す。

劣勢のマンチェスター・Uは、後半からカゼミーロに代わって投入されたエリクセンが53分に強烈なミドルシュートを放つ。62分にはダロトが狙うが、これは枠の上に外れた。苦しい時間が続く中、テン・ハーグ監督は63分に2枚替え。マウントとラッシュフォードを下げ、ガルナチョと復帰したアントニーを投入している。さらに72分にはリンデロフを下げてマルシャルを起用し、ゴールを目指していく。

その後もマンチェスター・Uは何とか状況の打開を試みるが、決定機らしいチャンスも作れないまま終盤へ突入する。89分にはFKの流れからオウンゴールかと思われたが、判定はオフサイドで無効になった。

それでも諦めないマンチェスター・Uは後半アディショナルタイム、ガルナチョの折返しからゴール前の混戦を最後は途中出場のマクトミネイが押し込む。さらにその直後、マクトミネイが劇的な決勝弾を叩き込んだ。87分から出場したスコットランド代表MFの2ゴールにより、2-1で逆転勝利を達成。今季4勝目をもぎ取った。

またチェルシーは、敵地でバーンリーに4-1で快勝。15分に速攻から崩され、オドベールの先制点を許す展開に。それでも42分にスターリングのクロスがオウンゴールを誘発し、後半開始早々にスターリングが獲得したPKをパーマーが沈め、逆転に成功した。さらに65分にスターリングが3点目を奪い、75分にはジャクソンがダメ押しの4点目。リーグ戦3勝目をマークした。

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