クラブワーストの14敗目…マン・U、成績不振から伝統の授賞式ディナーを中止へ

【欧州・海外サッカーニュース】プレミアリーグでのワースト記録となる14敗目を喫したマンチェスター・ユナイテッド。恒例の授賞式ディナーは中止となったようだ。

マンチェスター・ユナイテッドは、伝統となっているシーズン終了後の年間表彰を行うディナーをキャンセルしたようだ。

今季はFAカップで決勝に進出したものの、チャンピオンズリーグではグループステージ最下位で敗退するなど、苦しい戦いが続くマンチェスター・U。12日のプレミアリーグ第37節でもホームでアーセナルに0-1と敗れた。これでプレミアリーグでのワースト記録を更新するシーズン14敗目を喫し、勝ち点54で8位のまま。今季オールド・トラッフォードで公式戦9敗目となったが、これもクラブ史上ワースト記録となった。

25日にFAカップ決勝を控える中、シーズン終盤にかけて調子を落とすマンチェスター・U。この現状を受け、毎年恒例となっているディナーをキャンセルしたようだ。『The Athletic』によると、今年のディナーは20日に予定されていたものの、エリック・テン・ハーグ監督やサッカー部門上層部が協議した結果、FAカップ決勝に集中するために開催を中止した模様。選手は引き続きチームメイトやコーチ陣、ファン投票によってシーズン最優秀選手などの各個人賞を受け取ることになるが、授賞式をかねた恒例のディナーは行われないようだ。

マンチェスター・Uは以前、ラルフ・ラングニック暫定監督が指揮を執った2020-21シーズンにも恒例のディナーをキャンセルしていた。