マンチェスター・ユナイテッドのOBギャリー・ネヴィル氏は、古巣について厳しい意見を語った。
今季は開幕から苦しい戦いが続くマンチェスター・ユナイテッド。すでにチャンピオンズリーグではグループステージ最下位での敗退が決まっており、プレミリーグでも前節はウェストハムに0-2と完敗し、今季8敗目を喫した。直近の公式戦は4試合連続ゴールから遠ざかるなど、深刻な状況に陥っている。
すでにリーグ首位のアーセナルとは12ポイント差をつけられているマンチェスター・U。そんな古巣について、ネヴィル氏は『スカイスポーツ』で「驚きはまったくないよ」としつつ、以下のように語った。
「リヴァプール戦(0-0)の後も私は調子に乗れなかったよ。確かにアンフィールドでの引き分けは尊重しなければならない。だが、今我々がこのチームから見ているものは、チームそのものを表している。私が言っているのは今の監督の下でのチームだけでなく、過去6~8年の間、どの監督の下でも同じチームだったということ。信用できないんだ」
「このチームにはいつも失望させられるだろう。軌道に乗っているかもしれないという一縷の希望を与えた後、基本的に負けるべきではない試合に負けてしまう。ボクシングデー(26日)にアストン・ヴィラと戦うが、もしこの試合に勝てたとしても、4日後のノッティンガム・フォレスト戦を落とす可能性がある」
「本当に一貫性がないチームだ。この一貫性のなさは、あらゆる分野において本当にたちの悪い性質だ。望まれるのは信頼と一貫性、10点満点で常に7~8点でいられるかだ。どんな仕事の人でも、自分の仕事には一貫性を持たないといけない。だが、マンチェスター・Uにはそれがないんだ。問題は根深く、我々もこれまで何度も話し合ってきた。これはクラブ全体に根付く文化の失敗であり、新たなオーナーのみが修正できるだろう」
そして、「彼らのプレーは依然としてひどい。ピッチ上の選手たちが良いパフォーマンスを発揮できていないということだ。監督は厳しいプレッシャーに晒されるだろう」とし、エリック・テン・ハーグ監督の責任も追求されるだろうと予想した。
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