マンチェスター・ユナイテッドのOBディミタール・ベルバトフ氏は、古巣の現状を嘆いている。
直近の公式戦2試合連続で3失点を喫し、4試合勝利から遠ざかっていたマンチェスター・U。6日に行われたプレミアリーグ第7節では敵地でアストン・ヴィラと対戦すると、一進一退の攻防の末にスコアレスドローに終わった。これで公式戦5試合勝利がない状況が続いている。
データメディア『Opta』によると、プレミアリーグ開幕7試合で勝ち点8(2勝2分け3敗)はシーズンを13位で終えた1989-90シーズン(7)以降ではマンチェスター・Uとして最低の数字になっているという。この日はフットボール部門の実権を握るジム・ラトクリフ卿も観戦していたが、エリック・テン・ハーグ監督への重圧が高まる結果となった。
『スカイスポーツ』でコメンテーターを務めたベルバトフ氏は、「ピッチ上の全員が恥じるべきだ。マン・オブ・ザ・マッチは36歳のジョニー・エヴァンズだよ」とし、厳しい意見を語っている。
「ユナイテッドは勝たなければいけない。批判は今後も増えていくだろう。順位表で14位に位置しているが、これは信じられないことだよ。修正するにはポイントを獲得するしかないが、今の彼らのプレーでは難しいだろう」
一方で同じくOBのギャリー・ネヴィル氏は、アストン・ヴィラ戦の引き分けを評価しつつ「テン・ハーグに少し時間を与えてくれる結果」と指摘。その上で、以下のように続けた。
「マンチェスター・Uにとってはプレミアリーグ史上最悪のスタートだし、祝うわけにはいかない。ヴィラと引き分けて『まずまず』と思ったが、これはヴィラがどれだけ成長したかを示すものだ。しかし同時に、現時点でユナイテッドに対するハードルがどれほど低いかを示すものであるよ」
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