マンチェスター・ユナイテッドGKアンドレ・オナナに対し、厳しい声が相次いでいる。
29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節で、ガラタサライと敵地で対戦したマンチェスター・U。18分までに2点をリードする展開となったが、29分にGKオナナがシュートを弾ききれずに失点すると、後半頭には再びリードを広げたが、さらに2失点を喫して3-3のドローで終えた。
この結果、勝ち点4でグループAの最下位に沈んだマンチェスター・U。2位コペンハーゲン、3位ガラタサライとは1ポイント差となった。決勝トーナメント進出のためには12日の最終節でバイエルン相手の勝利が必須、かつコペンハーゲンvsガラタサライが引き分けに終わる必要があるなど、厳しい状況に追い込まれている。
ガラタサライ戦に先発したオナナだが、これで今季のCL5試合で14失点。マンチェスター・U移籍当初から厳しい批判にさらされていたが、ガラタサライ戦のパフォーマンスも現地では批判の対象となった。
マンチェスター・Uのレジェンドであるピーター・シュマイケル氏が「GKのミスは本当に高くついたね」と指摘すると、『BBC Radio 5 Live』に出演した元イングランド代表スティーブン・ウォーノック氏も1失点目の場面について「あれはGKのミス。彼のそばをボールが抜けているしね。彼はギャンブルしがちだが、それは大きな間違いだ」としつつ、以下のように指摘している。
「オナナは最悪で忘れられない夜を過ごしている。自らゴールに押し込んでいるし、悲惨だね。ポジショニングはもっとよくできるはずだ。こんなことを言うのは好きではないが、彼はチームを失望させてしまった。このレベルの試合では、もっとうまくやらないと」
また『GOAL』グローバルのリチャード・マーティン記者も、10点満点中「3」と酷評。「ルーカス・トレイラのシュートは至近距離で止めてみせたが、シイェシュのFKでのポジションはひどかった。さらに2失点目で大失敗を犯し、キックもダメダメだった」と辛口な評価を下した。
マンチェスター・Uは12日の最終節で、ホームにバイエルンを迎える。
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